ちょっと!何それ!!

感動冷めやらぬ間に、旦那様が言った。「仕事でトラブってるから今から新幹線で帰る・・・」せっかくの感動も半減。旦那様はそそくさと帰っていった。
今回の出産には親友も駆けつけていた。分娩室の外で誕生のときを待っていてくれた。彼女は1度家に戻り、病室に戻る時間を見計らって手作りのいなりずしの差し入れをしてくれた。
実母は私をみて泣いていた。私は「産んでくれてありがとう」と心の中で思った。何より親のありがたみを感じた、そして一生忘れることの無い一日となった。
この日から私のママ生活は始まった。


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